求めなさい(2019/07/28 高橋真之伝道師)

「求めなさい」イザヤ書55章6節~13節/マタイによる福音書7章7節~12節

高橋 真之伝道師

山上の説教において主イエスは「求めなさい」とお語りになった。この言葉は「どんなことでも熱心に頑張れば叶えられる」というような意味で、様々なところで引用されることがある。しかし主イエスは、この言葉によって私たちに頑張ることを教えているのではない。そうではなくて、求めたら与えてくださる方が私達にはいらっしゃることを教えているのである。

ここで主イエスは、「求めよ、探せ、叩け」という三つのことをしなさいと言われている。この三つの動作は「祈り」を表している。つまり主イエスは、私たちに、祈りによって求めることを命じておられるのである。

私たちが祈り求める相手、それは、11節に「天の父」とあるように、天の父なる神様である。この神様は、求める者に「良いものをくださる」と主イエスは宣言する。この天の父なる神様は、私たちに与えたがっているお方なのである。事実、神様は私たちの為、ご自分の愛するひとり子である主イエスさえも私たちに与えてくださった。それならば、どうしてこの神様が私たちの祈り求める声を聞き届けてくれないということがありえるだろうか。だから私たちは安心して、心の底から信頼して神様に祈ったらよいのである。

しかし誤解してはならないのは、神様は私たちの求めを、祈った通りに叶えてくださるのではない、ということである。私たちは、私たちにとって何が一番良いものであるのかを実は良く分かってはいないのではないだろうか。しかし、神様だけはそれをご存じである。だから神様は私たちの思いを超えて、一番良いものを一番良い時に私たちに与えてくださるのである。

私達にはこの神様がいてくださるのである。だから主イエスは、私たちに「求めなさい」、この父なる神様に「求めなさい」とお命じになっているのである。

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