聖霊なる神の恵み(2020/05/31 熊江秀一牧師)*説教音声あり

「聖霊なる神の恵み」 ヨエル書3節1~2節/ ローマの信徒への手紙5章1~5節

熊江秀一牧師

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ペンテコステの日、主の約束を信じて祈る弟子の群れに聖霊が与えられた。ここに教会と宣教のルーツがある。

聖霊は風、息と訳せる。また「内なる神」「内なるキリスト」とも呼ばれる。神は目に見えない風のような姿で来られ、私たちを包み、私たちの中に住んで、内側から生かして、燃え立たせて下さる。

パウロはこの恵みを「聖霊によって、神の愛が私たちの心に注がれている」と語る。それ故にパウロは苦難の中でも希望が生み出されると宣言する。「注がれる」は「溢れる」とも訳せる。神の愛は泉となって溢れ出て、隣人をも潤すのである。

聖霊は様々な実を与える。まず信仰。「聖霊によらなければ、だれもイエスを主であるとは言えない」(一コリント12:3)。さらに祈り。「あなたがたは・・神の子とする霊を受けたのです。この霊によって私たちは『アバ、父よ』と呼ぶのです」(ローマ8:15)。御言葉の悟り。「聖霊があなたがたにすべてのことを教え、私が話したことをことごとく思い起こさせて下さる」(ヨハネ14:26)。また聖霊は私たちを助けて執り成す。「霊も弱い私たちを助けて下さいます。・・・霊自らが言葉にならないうめきをもって執り成して下さる」(ローマ8:26)。そして聖霊は私たちを神の家族として教会に招く(エフェソ2:18)。バベルの塔(創世記11章)の出来事によって全地に散らされた人々は、聖霊によって世界中の違う言葉で神の御業を証し始めた。違いがある私たちが聖霊によって教会に招かれ一つとされ、神の家族となった。

「その後、わたしはすべての人にわが霊を注ぐ」。このヨエルの預言はペンテコステに実現した。共に聖霊の恵みを受けよう。

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