福音を宣べ伝えるために(2022/1/2)熊江秀一牧師

■聖書箇所:
ローマの信徒への手紙15章14~21節、イザヤ書52章7~15節
■説教要約:
パウロはローマ書の結びに、この手紙を書いた思いと宣教者の使命を語る。
パウロはまず「兄弟たち」と呼びかけ、これまでの厳しい指摘と勧めから一転して褒め言葉を語り始める。これはお世辞ではない。教会に対する確信である。
パウロはキリストが建て、主を礼拝する教会を心から信頼していた。だから彼は教会を誉め、また厳しく戒める。
次にパウロはこの手紙を書いた理由を語る。それは「記憶を新たにしてもらい」福音の原点に立ち返らせるためであった。しかもそのために「かなり思い切って」この手紙を書いたと言う。それは「神から恵みをいただいて、異邦人のためにキリスト・イエスに仕える者となり、神の福音のために祭司の役を務めている」パウロの使命ゆえである。
そしてパウロは宣言する。「神のために働くことをキリスト・イエスによって誇りと思っている」。私たちが誇りを持って生きるために大切なのは召命感であり、キリストが私を通して働かれるとの確信である。パウロも弱さがあった。失敗し挫折することもあった。しかし神の召しと、キリストが働かれるとの確信を持って従順に神の使命に生きた。
パウロは「キリストの名がまだ知られていない所で福音を告げ知らせようと」熱心であった。私たちの周りにも福音を知らない人が沢山いる。パウロと共に私たちも宣教に仕えたい。
パウロは最後にイザヤ書の「主の僕の歌」を引用して福音が宣べ伝えられる姿を歌う。キリストが僕となって十字架の救いを実現して下さったゆえに、またパウロたち多くの先達が僕となって宣べ伝えたゆえに、私たちに福音が届けられた。この新しい年、この主の愛と救いのご計画の中で私たちも福音を宣べ伝えよう。

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