喜びの挨拶(2022/1/16)熊江秀一牧師

■聖書箇所:
ローマの信徒への手紙16章1~16節、詩編100編1~5節
■説教要約:
mこの手紙の「追伸」として書かれたパウロの挨拶が与えられた。パウロは30人近い人々の名前をあげて「よろしく」と挨拶する。この言葉は「抱きしめる」という意味がある。しかも主に祝福を祈りつつ、抱きしめるのである。さらにこのような教会の挨拶は聖餐式と深い関係がある。聖餐を囲んでの「聖なる口づけ」による挨拶である。
このパウロの挨拶には「フェベ」を受け入れてほしいという願いがあった。彼女はケンクレアイ教会の「奉仕者」でパウロの旅の世話もした。しかもパウロによってこの手紙を託され、ローマに遣わされた。パウロは彼女をローマの教会に紹介し、同じ主に結ばれた姉妹として受け入れるように願う。
その後、パウロはローマの教会員の名前があげ「よろしく」と挨拶する。「プリスカとアキラ」(使徒18章参)は皇帝のユダヤ人退去命令でローマを離れ、コリントでパウロと知り合った。ローマに戻り、自宅を教会とした夫婦である。「アンドロニコとユニアス」はパウロの先輩伝道者の夫婦である。地味な印象があるがローマ教会設立のために大きな役割を果たしたと考えられる。「ヘロディアン」はヘロデ王の家系である。かつて幼子イエスを殺そうとした家系から主を信じる者が生み出された。「ルフォス、およびその母」は主の処刑の時、無理に十字架を担ぐ手伝いをさせられたキレネ人シモンの子と妻であると考えられる。ここには身分の高い人も奴隷もいる。パウロは何の分け隔てなく挨拶をする。みなキリストとの出会いのドラマがあった。みな教会に招かれた兄弟姉妹である。
私たちもそれぞれ主との出会いが与えられ、主の食卓に招かれた。共に主に招かれた兄弟姉妹として、喜びの挨拶を交わそう。

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