礼拝説教要約「幻は実現する」(2023/8/13)を掲載しました

担当   甲賀正彦伝道師

■聖書箇所
  
  テサロニケの信徒への手紙一 1章1~10節   エゼキエル書 12章21~28節

■説教要約

「いつまで経っても幻は実現しないじゃないか」、「実現するのかもしれないけど、どうせ自分たちの世代には起こるまい」、2500年前のイスラエルの人たちは、神様に、預言者に反逆しています。現代も同じです。疑う心、卑屈な心、希望を失った人間の心は、時代を超えて変わらないものです。

神様は言われます。「その日は近く、幻はすべて実現する。」この言葉は神様の権威ある宣言です。その根拠、その証拠、その理由、神様のご計画は、すべて聖書に語られています。
創世記からヨハネの黙示録まで、約2000ページを使って語られます。後は、私たちが神様のご計画を信じるか、信じないか、一人一人問われています。

テサロニケ教会の人たちは、迫害の時代、幻の実現を信じて希望を持って忍耐しました。忍耐は人間の努力ではできません。この世とは違う生き方だからです。神の国へと至る門は狭く、道は細いのです。先頭を行くイエス様も苦しまれました。神様が導いてくださいます。聖霊を送り私たちを日々創り変え、希望の道を歩むことができるようにしてくださいます。
 
讃美歌536番「み恵を受けた今は」。この讃美歌は明るく、勇ましい、戦いに勝利するかのような歌です。しかし実際は、日々伝えられるこの世の暗いニュースに気持ちは落ち込み、まるで神様がいないかのように思える事件が多発するこの世にあって、勇気を持って歩くために、苦しい信仰の旅を続けるために、励まし合うための讃美歌です。

パウロも、鞭打ちの刑を受け、傷が痛む監獄の中で仲間のシラスと一緒に讃美歌を歌っています。「主のために進みゆこう、勇ましくわざをなそう、ひたすら御国を待とう」。
幻の実現を信じて、お互いに励まし合い、一緒に歌って、私たちの信仰の旅は続くのです


 


 



 



  



 

  

 

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