礼拝説教要約「聖霊に満たされて」(2023/5/28)を掲載しました

担当   熊江秀一牧師

■聖書箇所

ヨハネによる福音 14章16~27節  ヨエル書 3章1~2節

■説教要約

 聖霊降臨の出来事は、弱さを持ちながらも、主の約束を信じて祈る弟子の群れに起こった。私たちも聖霊を求めて祈り、最初の弟子たちのように聖霊に満たされて、大胆に福音を宣べ伝えたい。

 ヨハネ福音書の決別説教の中で、主イエスは聖霊を与えることを約束された。この時、主イエスは聖霊を「弁護者」と呼んだ。弁護者は元々、主イエスご自身であった。その主が天に帰った後、それを引き継ぐ弁護者として聖霊を遣わし、共にいると約束された。

主イエスの説教から、弁護者である聖霊の具体的な働きを4つ示される。

  一つは主と出会わせることである。主イエスが天に帰った後、肉の目で主を見ることはできなくなる。しかし聖霊によって主と出会うことができる。聖霊は「内なる神」「内なるキリスト」とも呼ばれる。私がキリストの内におり、キリストが私の内におられる。これが聖霊による主イエスとの出会いである。

  二つ目は主に対する愛と信仰を与えることである。「聖霊によらなければだれもイエスは主であると言えない」(Ⅰコリント12:3)のである。

  三つ目は御言葉を悟らせることである。私たちに主の十字架の愛と教えを心に刻み付け、御言葉を悟らせ、歩むべき道を示すのが聖霊の働きである。

  四つ目はキリストの平和を与えるということです。キリストが十字架によって実現された平和が聖霊によって与えられるのである。

最初のペンテコステの時、弱さと不安の中にあった弟子たちに、この聖霊が与えられた。そして彼らは、全世界へ出ていき、御言葉を宣べ伝え、教会が誕生した。教会は聖霊によって前進する。

  創立120周年のペンテコステに、ヨエルの預言のように、聖霊を与えられ、共に宣教の夢と幻を見、御言葉を宣べ伝えよう。


 





  



 

  

 

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。 が付いている欄は必須項目です