「イエス様につながって」(2018/06/10 熊江秀一牧師)

「イエス様につながって」 イザヤ書5章1節~2節/ヨハネによる福音書15章1節~5節

熊江 秀一牧師

子どもの日・母の日に神の家族が集められて礼拝を捧げることができ、感謝である。

 

イエス様は、ご自分を「まことのぶどうの木」と呼び、私たち一人ひとりに「わたしにつながっていなさい」と話された。私が幼稚園のころ、初めて「お化け屋敷」に入った。その時、父の手につながっていることにとても安心した。イエスさまにつながる時、私たちはいつも安心することができる。

 

イエスさまとつながるために、大切なことをイエスさまは教えてくださった。それは「聖書の言葉を聞くこと」「お祈りすること」です。でも私たちは弱いから、聖書の言葉が聞けなくなったり、お祈りできなくなってイエスさまと離れそうになるかもしれない。でも大丈夫。「わたしがあなたがたにつながっている」とイエスさまは約束された。イエスさまはどんな時も、たとえ絶望にあったとしても、わたしがあなたの手をとってつながっている。だから安心しなさい、と励ましてくださる。

 

賛美歌533番の「どんなときでも」は、高橋順子さんが作詞した歌である。順子さんは7歳の時、病院でこの詩を書いた。彼女は骨肉腫だった。でも順子さんは「イエスさまが私とつながってくださり、イエスさまが私を愛してくださる」と信じて歩んだ。順子さんは8歳で天国に帰った。その時、順子さんが天国でイエスさまに愛の中にあることを疑う者はだれもいなかった。

 

イエスさまとつながる者は良い実を結ぶ。イエスさまは、その良い実は愛だよ、と教えてくださった。

 

イエスさまが私たちを愛してくださったように、お互いに愛し合って生きる。私たちはイエスさまにつながって、この「愛という実」を結ぶ。私たちもイエスさまの愛の中で、互いに愛し合う実を結んで歩もう。