礼拝説教要約「証人の群れに囲まれて」(2023/10/22)を掲載しました

担当   甲賀正彦伝道師

■聖書箇所
  
  ヘブライ人への手紙 12章1~3節   士師記 7章1~8節

■説教要約


 「競走を忍耐強く走り抜こうではありませんか」。ヘブライ人への手紙は私たちを励まします。私たちには信仰のレジェンドたち、アブラハムが、サラが、モーセが、ダビデが、サムエルがいる。信仰の証人たちです。彼ら、彼女らは信仰のレースを走り終えた証人たちです。姿を消したわけではありません。墓に入った死者ではなく、今も声援を送る生きた証人です。スタジアムのゴールライン付近にいて、私たちを励ます応援団なのです。

 私たちが走るのは主の道です。その入り口は狭く、道幅は細く険しい。長距離走のアスリートに例えられるほど、苦しく、厳しい道です。人も少なく、寂しいのです。向こう側には広くて明るくて平らな道があります。にぎやかで、華やかで、大勢の人がいて、なんだか楽しそうに見えます。海辺の砂のように数えきれない敵を前にして、共に戦う味方が300人しかいないギデオンの試練を思わせます。

 讃美歌385「花彩る春を」は主の道を歩んだ友の歌です。この友は共に歩んだ仲間です。この友の存在は支えであり、憧れであり、ときに指導者でもありました。「悩みつまずくとき」この友のおかげで主の道をはぐれずに済んだ、そのことを感謝しているのです。この友はイエス様に用いられました。イエス様は人を使うのです。イエス様は見えないけど、イエス様が確かに働いておられることは、この友が証明しています。
 イエス様に用いられた頼もしい友は何人くらい必要でしょうか? 大勢必要でしょうか? もしかしたら一人でも良いんじゃないでしょうか? 数ではないのです。この友はもうゴールにいて、私たちを待っています。偉大な信仰のレジェンドたちと一緒に、私たちを待っています。



 



 



  



 

  

 

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