礼拝説教要約「東方の博士たち」(2025/12/14)を掲載しました 

担当   熊江秀一 牧師

■聖書箇所(聖書協会共同訳)
  
     マタイによる福音書 2章1~6節   ミカ書 5章1~5節
 
 
東方の博士たちの物語が与えられた。博士たちは星に導かれ、救い主を拝むために遠い東の国から旅をして、御子イエスにお会いする。

博士たちは異邦人であり、星を調べて占いをする者であった。ユダヤ人が忌み嫌っていた彼らがクリスマスの喜びにあふれたことは驚きである。

それはなぜか。彼らが上を見上げることができたからである。人間はギリシャ語で「アンソローポス」上を向く者、神を見上げる者である。しかし私たちはそれを忘れてしまう。ヘロデ王たちも、権力や日常生活に心奪われ、上を見上げる心を失っていた。そんな彼らは喜びではなく「不安」(恐れ)を抱いた。

この「恐れ」は、前回のヨセフの「恐れ」とは違う言葉である。ヨセフの「恐れ」は神を知る者の恐れ。ヘロデたちの「恐れ」は神を見失った者の恐れである。はたして私たちはどうか。

東方の博士たちは星に導かれ、上を見上げて旅をした。東の果て日本に住む私たちも彼らと共に上を見上げて、救い主を礼拝する旅人となることが求められている。

しかし博士たちは旅の終わりに失敗をする。救い主が生まれたベツレヘムでなくエルサレムに行ってしまう。ユダヤ人の王となる方が生まれるのなら、国の中心、それも王宮に生まれると考えるのは当然であろう。しかしそこには救い主の姿はなかった。そして彼らの目から星が見えなくなる。

そんな彼らに再び目を上に向かわせる出会いが与えられる。それは聖書である。ミカ書5章によりメシアがベツレヘムに生まれることを示される。御言葉に従った時、再び彼らの目に星の輝きが見え始める。そして彼らは星の指し示した馬小屋に眠る救い主とお会いする。私たちも東方の博士たちと共に、御言葉という導きの星に導かれ、救い主を礼拝する旅に出よう。

 



  



 

  

 

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