礼拝説教要約「光の子として生きる」(2022/7/10)を掲載しました
担当 熊江秀一牧師
■聖書箇所
エフェソの信徒への手紙 5章6~14節 創世記 1章1~5節
■説教要約
「あなたがたは、以前には暗闇でしたが、今や主に結ばれて、光となっている。光の子として歩みなさい」パウロは私たちを光の子と宣言する。
暗闇であった私たちは、キリストの光に照らされて、見るべきものを見えるようにしていただいた。しかも私たちはキリストの光を反射することで自らも光となり、隣人を照らす。月は自分では輝くことができない。しかし太陽に照らされて輝き、夜、人々に道を示す。私たちもキリストの光に照らされて、その光を反射して、この世にキリストの光を輝かす。
その光によって「あらゆる善意と正義と真実とが生じる」。「生じる」は「実を結ぶ」(フルーツ)。光の子によって、キリストの光が反射されて、神の善いこと、神の義、神の真実という果実が実っていく。
その時、大切なのは「何が主に喜ばれるかを吟味」することである。「W、W、J、D」(イエスさまならどうするか)というロゴを付けた青年のように御心を祈り求めるのである。
さらに光の子は「暗闇の業に加わらず」「それを明るみに出す」とパウロは語る。光が輝く時、闇に隠されていた汚れが明らかになるように、光の子はキリストの光に照らされて、闇の業を明らかにする。それは教会の使命である。
最後にパウロは光の子の喜びの歌を歌う。キリストを復活させた神は、キリストの復活の光によって私たちを照らす。死の闇にいた私たちはキリストの光に照らされ、新しい命へと導かれ、光の子とされている。
教会はこのキリストの光に照らされて、キリストが再び来られるその時まで、福音というバトンを継承してゆく。光の子の群れとして、キリストの光に照らされ、すべての人にキリストの光を輝かせ、福音のバトンを継承してゆこう。