礼拝説教要約「キリストの香りを放つ教会」(2023/6/18)を掲載しました
担当 疋田國磨呂牧師 (本庄教会牧師)
■聖書箇所
コリントの信徒への手紙二 2章12~17節 創世記 8章20~22節
■説教要約
この度大宮教会創立120周年記念礼拝の説教者としてお招き頂き、皆様の前に立てたことは神様の憐れみと感謝致します。
1<神様に生かされて生きる> 私の今の心境は、神様に生かされて生きるということです。10年前に腎臓癌が再発し、両肺にも転移して余命1年とさいたま赤十字病院で告げられ、大変ショックでした。その日の聖書日課で示された御言葉は、使徒言行録13:38でした。これから後の全てを神様に委ねました。癌治療の要は早期発見、早期治療です。定期的な癌検診が大切です。しかし、もし癌になってもあわてないでください。神様に委ね、神様に生かされて生きることです。そのために皆様が学んでおられるディボーション生活をすることです。
2<谷川ビジョンのも実現を> 急きょ植竹幼稚園の園長を2年間勤め、子どもの目線でものを見ることを再認識させられ、子どもを招くイエス様の御言葉(マタイ19:14)を想起しました。植竹幼稚園を造る時、谷川眞海牧師は、子どもたちと家族が来られる教会ができるようにとのビジョンを福島フミ園長に託せられ、歴代園長たちは引き継いでいます。このために祈ることを改めて示されました。サテライトチャーチ礼拝もこのことを覚えて始められました。
3<キリストの香りを放つ教会> 「キリストの香り」とは全ての人々を愛して御自身の命を良い香りのよい供え物として献げられた「キリストの十字架」から注ぎ出される〝アガペーの愛〟。ローマの将軍が勝利の凱旋のように、かって神様に背いていた私たちはキリストの勝利の行進に連なる神様に捕らえられた者たちで、キリストを知る知識の香りを放つ群れなのです。
大宮教会は120年間も埼玉地域にあってキリストの勝利行進に連なり、キリストの十字架の香りを放って来た教会です。