礼拝説教要約「この方こそ神の子」 (2025/1/12)を掲載しました

担当   佐藤潤 神学生

■聖書箇所(聖書協会共同訳)
  
  ヨハネによる福音書 1章29節~34節    詩編 40章1節~12節
  
 教会がより成長していくために言葉や行いによって主イエスを証ししていくことは大切なことです。証しすることの最大の原動力は、神の導きと力です。私たちが教会を中心とした生活を送ることができるのは、神の導きと力によるからです。信仰の仲間たちと主イエスを中心として共に生きていく中で、困難や試練から慰めや癒しが与えられるといった神の働きを体験することによって、主イエスを証しする者へと変えられているのです。

 本日の聖書箇所で、ヨハネは主イエスについて証ししています。主イエスは、私たちをこの世の罪から解放してくださるために、この世に来てくださった世の罪を取り除く神の小羊であるということ。天と地を父なる神と共に造られたお方であり、他の誰よりも優る、来るべき救い主であるということ。そして、主イエスは「神の子」であるということです。

 主イエスは、聖霊による洗礼を授けるお方です。私たちキリスト者は、主イエスから聖霊による洗礼を受けています。主イエスが「世の罪を取り除く神の子羊」であると知らされています。水による洗礼と聖霊による洗礼を受けて、私たちは主イエスを長男とする神の子たちとされています。神の子として歩む、教会を中心とした信仰生活において、今は天におられる主イエスが、再びこの世へと戻ってきてくださる日には、共に祝宴の席に着かれることを待ち望む希望が与えられています。「神の子」とされ、救いと希望が与えられている私たちキリスト者は、救い主イエスを「この方こそ神の子」だと証しする者とされています。

 神の子とされている私たちは「天におられる私たちの父よ」と父なる神に助けと赦しを祈り求めることができます。神の恵みのみ業に感謝して、お応えし、「この方こそ神の子」救い主イエスだと証していくことが、私たちキリスト者の信仰生活なのです。



  



 

  

 

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