説教要約「大切なのは、新しく創造されること」(2023/1/15)を掲載しました

担当   赤田直樹牧師 (聖学院教会)

■聖書箇所

ガラテヤの信徒への手紙 6章14~16節   申命記 21章22~23節

■説教要約

わたしたちの主イエス・キリストの十字架のほかに、誇るものが決してあってはなりません。
しかし、私たちはキリストの十字架以外のものを、誰かと比べて自分の誇りにしてしまうことがあるんじゃないでしょうか。または、誰かと比べて落ち込んだり、嫉妬したり悩んだり。

 それは、自分の思い通りに生きたい、神さまのご支配に人生を委ねるのではなくて、自分が自分の人生の支配者となろうとすることです。自分が自分の人生の神であり、本当の神さまを自分の人生から追い出すこと。神さまのご支配に反乱を起こそうとしているのです。

 でも、神さまは、そのような私たちを愛し、罪と滅びの中から救い出そうとされました。そのために神さまは、たった独りの愛する子、イエスさまを、私達の救い主としてこの世にお送り下さったのです。それだけではない、最後の審判で十字架に架けられるはずの私たちの罪の身代わりとして、イエスさまは十字架にお架かり下さったのです。

 十字架は、私たちの救いの印であり、誇りです。罪の奴隷でしかない私たちを、キリストが解放して下さった。そして、神の国・天の国の市民として「新しく創造」して下さったのです。

 使徒パウロが「わたしたちの国籍は天にあります」と語った通り、十字架と復活によって、永遠の命に結びつけられた私達は、この世の国籍を持っているだけでなく、天の国に国籍を持つ者とされているのです。

 神の国の国籍を持つものとして歩むヒントを伝えます。「WWJD」。「What Would Jesus Do?」「イエスさまならどうする」。神さまのミッションは、大きなことでなくてもいい。自分サイズでいい。いつも喜んで、絶えず祈り、どんなことにも感謝して生きるならば、あなたの周りで世界は変わって行く。神さまは今日、そのことのためにあなたを、私を、「新しく創造」してくださいました。神の国の大使、天の国の外交官、エージェントとして、家庭で、職場で、福音を宣べ伝えてゆきましょう。



  



 

  

 

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